ソーシャルメディアに最適な決済で
旅行者とのやり取りもスムーズに。
「沖縄に住み、サーフィンをしているからこそ分かることがあります。どの時間、どの場所に行けば一番綺麗な写真が撮れるか、海亀が草を食べに来るのはこの海岸、といった情報ですね。撮影の技術は我流でしたが、Instagramにアップしたところ、写真が欲しい、撮影して欲しいという声を数多くいただくようになり、気が付くと、もうひとつの仕事になっていました」
当初、個人からの撮影依頼は現金もしくは銀行振り込みで精算していたが、現金手渡しはお釣りを用意する手間がかかったり、事前連絡なくキャンセルされることが少なくなかった。週末の時間のみを利用したビジネスゆえ、キャンセルされてしまうと収入にならないばかりか、貴重な時間まで奪われてしまう。また銀行振り込みにしても、相手に振り込み先を教え、きちんと入金されたか確認する作業が面倒だと感じていた。依頼が増えるほど、そうした負担も増えていく。そんな時、ペイパルと出会った。海外のロケーションフォトサービスに登録したのがきっかけだ。
「こんなに便利で手軽な決済手段があるなら、もっと早く使えば良かった、と衝撃を受けました。あくまで副業としてやっているので、決済など撮影以外にかかる時間や手間はできるだけ抑えたい、と以前から感じていたのです。また海外から沖縄へと遊びに来る旅行者からの依頼を受けるには、海外で認知度の高いペイパルの導入は必然でした」と山田氏は語る。登録作業時、サポートセンターに問い合わせたがレスポンスが良く、説明が分かりやすかったのも好印象だった。
当初は請求書ツールのみを使っていたが、「PayPal.Me(ペイパル・ミー)」のサービスが始まると、さっそく利用を開始。これが期待以上にSNSとの相性が良く、現在、ペイパルを利用した個人間決済のほとんどを「PayPal.Me」に移行したという。
「ダイレクトメッセージやメールにURLを貼り付けて送るだけ、という手軽さは、主にSNSでコミュニケーションしている私にとって大きなメリットでした。個人の依頼では、請求書まで必要ない、というケースが多いんです。スマートフォンで決済が完結する簡単さは利用者にとっても利便性が高いと思いますよ」
自分専用のURLを作成
メール/SNSで共有
URLにアクセスして支払い
「自然が相手、個人がクライアントとなるビジネスだけに、どうしてもフレキシブルな対応が求められます。人間味のあるサービスを心掛けることで、リピーターが増えるかもしれませんから」
請求・入金の回数が増えても、「PayPal.Me」なら手間を感じない。日常的なやり取りの中で決済が済んでしまう気軽さも大きな魅力となった。ペイパル利用開始以降、利用者と決済に関してトラブルが発生したことは一度もないという。
平日は本業、写真は週末、という現在の自由なライフスタイルに魅力を感じている山田氏だが、次の展開へ具体的なイメージを持ち準備を進めているという。
「沖縄の美しい海岸を一緒に巡りながら、写真の撮り方、ロケーションの選び方などをレクチャーするワークショップを近々開催してみたいと思っています。そうした場合でも『PayPal.Me』は便利に使えると思うんですよね。SNSで参加希望者を募り、一度で全員に入金先を案内できる。その方式ならキャンセルも少ないと思います。また、作品を使ったオリジナルグッズがあるんですが、フリーマーケットなどで販売してみたいです。PayPal.MeのURLをQRコード化しておけば売り場で現金をやり取りしなくて済むので手軽ですしね。事業形態をとわず、幅広いビジネスモデルに対応できるのがペイパルの魅力だと思います」